2012.2.12
機能アップ、描画速度アップを図りました。
・描画速度アップについて
前バージョンでは、”レトロパソコンのBASICでタイルペイントが未対応”であっても、強引に対応してきました。
（全ラインデータを記録し線を引かせています）
しかし、タイルペイント非対応のレトロパソコンでは、この手法は、あまりに無謀でした。
この手法が足枷となり、（当ペイントソフトも自作ペイント関数を使用していた為）速度的に満足出来るものではありませんでした。
そこで、これを割り切り「BASIC出力はタイルペイント対応のパソコンのみ」としてみたのです。
この効果は絶大で(描画をWin32APIに任せる事が可能となった為）「これなら、使えそう」なレベルになったと思っています。
（言い換えると前バージョンは使い物にならなかった事ですね）
・機能アップについて
(1)
ズーム機能
Win32APIを使用した副産物として、ズーム機能も実現できるました。
前バージョンでは、100%表示のみだったので、細かな作業が苦手だったのです。
(2)
背景表示機能
画像ファイル(BMP、JPEG、GIF)を背景として表示可能としました。
(3)
境界線描画機能
背景画像のデータを解析し、境界線（LINE)を自動で引きます。
これは、階調の境界箇所を判断させています。
※レトロパソコンのメモリを考慮し、かなり精度を低く設定してあります。（精度を高めるとLINEの行数が多くなってしまう為です）
