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■　レトロパソコンでチョット凝った絵を描いてみた

２０１２．２．１９

"何を今さら"的企画、「レトロパソコンのお絵描きプログラム」を使用して、写真をお手本に「レトロBASICでどこまで描けるかをチャレンジ」してみました。

もちろん、お絵描きツールは自作「レトロペイントBASICジェネレータ」を使用しています。
ソフトウェアのダウンロードはこちらです。

今回も自分のクルマ（AE85・・・以下の写真)を描いてみます。

以前、フリーソフトのAzPainterを使用して8色のみで、描いたモノが次の画像です。

これは、ペイントソフトAzPainterで描いたBMPファイルをF-BASIC上で「表示しているにすぎません」

ですから、今回はBASICのLINE、PSET、PAINTを使用し、

「どこまで、コレに近づける事が出来るか？」というチャレンジです。

前回は、単に8色を使用したお絵描きでしたが、今回は、「BASICの命令のみで描くのです」

さて、レトロBASICジェネレータ バージョン２　(以下「自作ツール」）　からは、背景としてBMP、JPEG、GIFが読めるようになりました。

もちろん、この自作ツールを使用して絵を描いてみます。

まずは、背景としてお手本画像を読込みます。

この背景をお手本に、線を描いていきます。

背景を非表示（背景OFF)にすると、こんな感じです。
（後で色を塗りますが、塗り残しを考慮し赤に近い紫を境界色としています・・・塗り残しがあっても目立たなくする為です）

これだけで、1138行 (LINE命令が1138個) になってしまいました。
（これでも、かなり線は省略しています）

これでは、F-BASICで読込んだ際にはメモリ不足※になってしまうでしょう。

※今回は、全てのプログラムをメモリ上にロードさせる事はせず、生成されたデータを読み取りながらF-BASICで描画する手法と取ってみます。それならば描画プログラムさえ動作すれば良いでしょう。

描画プログラムはコレ

ですから、気にせず、色をバンバンと塗っていきます。

「結構、良いんでないかい！」
（お手本の絵に比べるとかなり簡略化されていますが・・・・・）

さて・・・と
「これがキチンと、レトロパソコンで描けるのでしょうか？」

早速、実行してみましょう。

実行動画はココ

以下は実行後の画面です。

「うまく（"正常"の意）描けました！」

・・・で、調子に乗って、以前描いた"宇宙戦艦ヤマト"。コイツも描き直してみましょう。

以前描いたのが、コレ↓

今回、描き直したのがコレ↓

自作ツールがバージョン２になり　（背景読込、ズーム機能、描画速度アップにより）　かなり使い易くなりました。
今回のタイトルは「レトロパソコンでチョット凝った絵を描いてみた」・・・ですが、
実際は「自作ツールでチョット凝った絵を描いて、それをレトロパソコンで描かせてみた」が正しい表現でしょうか？

「え？どうでもイイ？」