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「ゼビウスを作る!」 その2 自作ゲームとの違いについて

自作ゲームExplosion2(以降Explosion2)も相当ゼビウスに影響されています。
ソックリだという話も聞きますがよ〜く見てみるとゼビウスとは違います(当然ですね)

プログラム的な違いを整理してみますと以下の通りでした。

1.画面構成

 Explosion2  512×480dot
 ゼビウス    448×576dot
  (本物のサイズは224×288、これでは小さいので2倍に拡大します)
 
Explosion2 の画面モードは640×480にて表示させていましたが、ゼビウスでは縦480dotでは足りないので800×600にします。

2.全てのエリアをクリアした際の処理

 Explosion2  エリア1に戻ります
 ゼビウス     エリア7に戻ります。


3.自機がやられた際の戻り

Explosion2 では、やられた場所から1画面分戻り再開します。ただしボスキャラ出現エリアはそのエリアを超えないで、またやられるとBキャラ出現以前に戻ります。

ゼビウス は、やられた場所がエリアの70%未満ならばそのエリアの先頭に戻ります。それ以降ならば次のエリアに進みます。
なお、ゼビウスでは再スタート時は必ず森からのスタートになります。※
※これが結構地味に面倒だった。

4.地上の移動キャラの動き

Explosion2    縦横斜めの16段階(45度単位)
ゼビウス      移動角度は1度単位で可能
(不明です。しかし、細かく設定出来るようにしなければならりません)

5.地上キャラの大きさ

Explosion2  全て一定32×32dot
ゼビウス    大きいキャラ(ガルバーラ・ガルデロータ)があります。
これにより、自機からの弾の当たり判定が異なります。

6.地上キャラの配置

Explosion2    マップチップ単位(16×16dot)で配置します。
ゼビウス      マップチップ単位(16×16dot)だけではなく、自由に配置できます。


7.同一のキャラで動きが異なる。

Explosion2    同じキャラならば同じ動きです。
ゼビウス      地上キャラ(グロブター)だけで6種類の動きがあります。
空中キャラでは以下の通りです。
・トーロイド          2種類    弾と撃つ・撃たない
・ジアラ               2種類   弾と撃つ・撃たない
・ザカート            4種類
   移動が下にのみ・自機に向かって移動・弾の発射タイミングが時間&自機と近づいたら
・ブラグザカート    2種類
   弾の発射タイミングが時間&自機と近づいたら

8.破壊不能な空中キャラの存在

Explosion2    破壊不能キャラは存在しません。
ゼビウス      バキュラ・ブラグスパリオ・アルゴがあります。
・バキュラ          → 弾を跳ね返す
・ ブラグスパリオ → 得点が入る
・アルゴ             → 何もしない。
それぞれの処理が異なります。

9.隠れキャラ

Explosion2    地上物を破壊するとランダムで出現
ゼビウス      ソル・スペシャルフラッグがあります
ソルは特定の場所にあり、照準に反応します。(照準が点滅する)
出現中は、破壊出来ません。
スペシャルフラッグは、特定の地点ではありますが、ゼビウス軸はランダムで出現します。照準には反応しません。
なお、スペシャルフラッグは、自機と同じ位置で取れるようになっています。

上記1.4.6.9により、スクロールマップ作成ツールも変更する事が必要です。
(1.画面構成/4.地上の移動キャラの動き/6.地上キャラの配置/7.同一のキャラで動きが異なる)

これに、地上キャラを設定していくのが、「すげー面倒!!」

何しろ16エリアもあって、特に移動キャラ(ドモグラム)の設定が大変
(適当に、やれば、そうでも無いけれど)
ホンモノと同じ動きに調整するのがかなりの労力です。

Youtubeの動画を見ながらセットしていきました。お蔭様でドモグラムの動きは寸分違わず再現できているはずです。

はっきり言って目論見が「甘すぎました!」
それぞれは、大した変更点ではありませんが、塵も積もれば山となる・・・です。結構な手間が掛かってしまいました。

また、当然の事ながらキャラの動きは全て新規作成です。