■情報 -　ＡＥ86関連　-　スプリンター・トレノ　カタログ

カタログをテキスト化してみました。（以下文中の当社はトヨタ自動車を指します）

 

●１，５８７ｃｃにして、１３０ｐｓのハイパワーをマーク。 １３０ｐｓ、そして最高許容回転数７，７００ｒ．ｐ．ｍ。これらの数字だけで、１，５８７ｃｃのエンジンを想像できるだろうか。新開発、レーザーα４Ａツインカム１６。優れた吸排気効率を生む１気筒４バルブ、的確なバルブタイミングを実現するダイレクト駆動、そいて整備重量１２３ｋｇの軽量設計。これらトヨタ独自のツインカムぎじゅつが、小型軽量にして高回転・高出力という画期的なエンジンを完成させた。１３０ｐｓ／６，６００ｒ．ｐ．ｍはもちろんクラスＮＯ．１の実力。１５．２ｋｇ−ｍ／５，２００ｒ．ｐ．ｍ、パワーウェイトレシオ６．９６ｋｇ／ｐｓ（ＧＴ）もトップレベルの数値だ。このエンジンの実力を前に、大排気量＝ハイパワーの図式は、もはや過去のものとなってしまった。 ●脅威の全域スーパーレスポンス。  トヨタの先進技術が、ＤＯＨＣの高性能に中低速域での粘りをプラスした。このクラスのＤＯＨＣにははじめて採用した吸気制御システム、Ｔ−ＶＩＳ（トヨタ・バリアブル・インジェクションシステム）。吸気通路を２分割にし、片方に吸気制御バルブを設置。市街地などでの中低速走行時には、バルブ閉。排気慣性効果により吸入効率が高められ出力が向上する。また高回転時にはバルブ開。吸気抵抗が減少し、鋭い加速を生む。全速域での切れ目ない伸びを実現するハイレベルなシステムだ。しかも、このエンジンにはマイコン集中制御システム、ＴＣＣＳ（トヨタ・コンピュータ・コントロール・システム）を採用。センサーがスロットル開度を敏感に感知し、燃料噴射量・点火時期などをきめ細かく制御。スロットルを踏み込んだ瞬間、タコメーターの針が一気にレッドゾーンにまで駆け上がるといいた圧倒的レスポンスが味わえる。ツインカム１６バルブとＴ−ＶＩＳ、ＴＣＣＳのマッチング。ＤＯＨＣは、また大いなる進歩を遂げた。

●１３．０ｋｍ／l（）の低燃費と高い信頼性。これこそ、高性能の証だ。 レーザー３Ａ−�Uをベースにした低フリクション設計。Ｔ−ＶＩＳによる吸気コントロール。 そして新方式のＥＦＩ−Ｄ（電子制御式）を使っての燃料噴射量の最適化、ＥＳＡ（）による点火時期の調整。さらに燃焼効率に優れたペントルーフ形燃焼室などの採用。 これら最先端のメカニズムが１０モード燃費１３．０ｋｇ／l（　）、６０ｋｍ／ｈ定地走行燃費でも２３．２ｋｍ／l（　）という低燃費を見事に実現した。 信頼性も秀逸。燃費向上にも大きく貢献する小型白金プラグは、１０万ｋｍメンテンナンスフリー。またＶリブドベルトも卓越した耐久性を発揮する。