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■ワゴンR (2台目) の整備
[ヘッドカバーガスケットの交換、ISCVとスロットルボディの点検・洗浄]
次女が運転免許を取得したので、(安価な)軽自動車を購入しました。 ワゴンR (MH21S)
最初のクルマはこの程度で良いでしょう。(擦っても惜しくないようなクルマ) 車検切れのクルマだったので、車検時には、検査が通る必要最低限の点検は済んでいます。
この点検時に、シリンダーヘッドとブロックの間からオイル滲みが発見されましたので、ガスケットの交換と併せてスパークプラグの交換を行ないます。
また、MH21S
(K6Aエンジン) の持病(?)ともいえるエンジンストールの一因でもあるISCV (アイドル・スピード・コントロール・バルブ [Idle
Speed Control
Valve]とスロットルボディの点検・洗浄を行ないます。
つまり、「さらに安心して乗れる為」の整備をしていくという事です。
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ワゴンR (MH21S)

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シリンダーヘッドカバーガスケットの交換

左図(緑色)のパーツ シリンダヘッドカバーガスケットを交換していきます。
スズキ純正品番は「11189-67H11」ですが、社外品を手配しました。(後述)
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エアクリーナーボックスを取り外します。
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シリンダヘッドアッパーカバー(8mmボルト×4本)を取り外します。
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ホースを取り外します。
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シリンダヘッドカバー(8mmボルト×6本)を取り外します。
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取り外したシリンダヘッドカバー まぁまぁ汚い。
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シリンダヘッド内部 こんなもの?
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ガスケットと取り付ける前にスクレイパーを使用して、残っている(主に液体)ガスケットを除去していきます。
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ガスケットのカスを除去した状態。
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こちらは取り外したシリンダヘッドカバーガスケット
写真では分かりませんが、かなり硬化していました。
(割れるまではいかなかったので、酷く悪い状態ではないとは思います)
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新品のシリンダヘッドカバーガスケット 社外品です。(スズキ純正では無い)
(こちらの品名は「タペットカバーパッキン」と書いてありました)
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取り外したシリンダヘッドカバー(内側)を清掃します。 パーツクリーナーとスクレイパーを使用しました。
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もう、こんなモノで良いでしょう。 (飽きた)
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折角なので、シリンダヘッドカバーの外側も清掃しておきます。
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清掃後のシリンダヘッドカバー
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(これ以降、写真撮影を忘れました)
シリンダヘッドカバーガスケットをセットしてから、写真赤色箇所に液体ガスケットを塗り、シリンダヘッドカバーを取り付けます。
なお、シリンダヘッドカバー取付ボルトの締め付けトルクは11N-m
(9N-mで全てのボルトを締めた後に、11N-mで締めました)
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(ついでの) スパークプラグ交換
MH21Sは(NGK品番で) KR7AI
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スパークプラグを取り外します。 かなり、固く締まっていました。
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取り外したスパークプラグと新品との比較
全体的には同様の状態のようですが、3番のプラグの状態が悪かったです。
まぁ、交換時期ですね。 |
ISCVとスロットルボディの点検・洗浄

左図1(黄色)
で囲まれたパーツがスロットロボディ全体です。
これを取り外していきます。
緑色のパーツがISCVです。
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インタークーラーカバーを取り外します。 (スクリューネジ×2本)
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インタークーラーを取り外します。 (随分と小さいインタークーラーですね)
(ボルト×1個、ホースバンド×1個)
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アクセルワイヤー、ホース、カプラを取り外し、スロットルボディを取り外します。(ボルト×4本)
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スロットルボディが外れた状態
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取り外したモノ インタークーラーがとっても可愛い(小さい)
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取り外したスロットルボディ
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さほど汚れているようには見えない。 もっと、スラッジがベットリと付いているかと思っていた。
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スロットルボディから取り外したISCV (長さが異なるネジ2本)
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こちら(ISCV)は少し汚れていました。 パーツクリーナーで洗浄します。
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洗浄後のISCV
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KURE エンジンコンディショナー コレを使用して、スロットルボディを洗浄していきます。
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泡立ち良いね。
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綺麗だと思っていましたが、それでも汚れが落ちているのが分かります。
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洗浄後のスロットルボディ その1
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洗浄後のスロットルボディ その2 かなり綺麗になりました。
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洗浄後のスロットルボディ その3 こちらは、ISCV取付部分
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このカプラの以下の抵抗値を測定します。
上段中央と上段左 上段中央と上段右
下段中央と下段左 下段中央と下段右
全てが(ほとんど)同一の抵抗値であれば良い。全ての抵抗値は約38Ωでした。
問題は無さそうです。
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分解時の逆の手順で、スロットルボディを取り付けていきます。
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(おまけの作業) オーディオ・ナビシステムの取付

オーディオコンソールカバーを取り外し、配線します。
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ピラーのカバーを取り外しました。
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オーディオコンソールの位置からピラー部分までを固めの針金で通して、GPSアンテナの配線を引き込みます。
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GPSアンテナをダッシュボードに接着。
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使用できるようになりました。
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今回の交換部品の内訳は以下の通りです。

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